
スプールウィービングは手指の訓練として、リハビリ現場で広く使われている片手編み機です。
リリアン編みの要領で、片手でも簡単に、マフラーや帽子・編みぐるみなどを編むことができます。
しかし、自宅でも使用したいと思っても、介護保険で購入できる商品に含まれておらず、今までは探すのが、とても難しい状況でした。
そこで、甲南医療器研究所では、入院中に手指の訓練として行ったスプールウィービングや同じ方法で編めるリハビリ編み機を全国にお届けしております。
スプールウィービングは、マフラー・帽子など実用的な編み物から、雪だるま等の編みぐるみまで片手でも編め、生き甲斐、片手でもできる趣味としてご利用できます。
また、手指を使った編み物は痴呆症状が少し入った方にも改善効果があると言われています。

はじめまして、甲南医療器研究所の前田悟です。
私は、昭和63年に大阪市立大学を卒業後、甲南医療器研究所に入所し、リハビリの臨床現場での物づくりをしてきました。
現在は、「兵庫県立福祉のまちづくり研究所」の非常勤研究員も勤めております。
体の不自由な方の手となり、足となるリハビリ・介護用品の開発を行なう中で、いつも強く感じてきたことがあります。
それは、体の不自由な方にとって大切なことは、障害の重さではなく、生きるハリを感じたり、生きがいをみつけたりできる「生活の質」であるということです。
私は平成10年にスプールウィービングに出会いました。
そして、その素晴らしさに感銘しました。
スプールウィービングは、片手でも簡単に編めることができるリハビリ用具です。
でも、ただのリハビリ用具ではありません。

スプールウィービングは、実際のリハビリ現場で、1人の女性療法士の熱い思いから生まれました。(スプールウィービング誕生物語)
こんなすばらしい用品があることを、もっとたくさんの方に知っていただきたい。
ぜひたくさんの方に喜んでいただきたい。
そう考えて、スプールウィービングをはじめ、リハビリ編み機の商品開発を行ってきました。

リハビリ編み機を使えば、片麻痺の方・手の不自由な方・高齢者でも帽子・マフラー・編みぐるみを編むことができます。
まずは、実際にご利用いただいている方の感想をお読みください。
前田 様
さっそくお送りいただきありがとうございました。
母が病院でスプールウィービングをとても気に入り、退院後に市販のものを探しましたが、なかなか見つけられずに困っておりました。
知人から、ホームページで販売されていることを教えられ、こちらにたどりつきました。
細かな質問にも、ていねいに答えていただき、大変感謝しております。
また、母にも笑顔が戻ってきました。
本当にありがとうございました。
東京都 F.K さま
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作業療法は、日常生活を行うための機能回復が目的です。
しかしリハビリは、本人にとってつらいもので「こんなにつらいなら・・・」
「もうやめたい・・・」となってしまいがちです。
そのため、リハビリする方の気持ちを重視して接することが、とても大切になってきます。
スプールウィービングなどのリハビリ編み機は、リハビリする方の状態と気持ちの盛り上げとを考えながら、リハビリをすすめる道具として最適で、作業療法の現場でも定番のツールとなっています。
特に、片麻痺・リウマチ・脊髄損傷・パーキンソン・手の不自由な方にご愛用していただいています。
リハビリ編み機を使用することで、目と手の協調性・手指の巧緻性、指でつまむ力の強化、集中力を増すなどの機能回復に役立ちます。
また、
立位保持(安全に立てる状態を確保し、長時間立位を保持する)
座位保持(イスや車イスに座り、長時間座位を保持する)
の機能回復にも役立ちます。
編むこと自体は単純な動作の繰り返しですが、帽子やマフラーなど、出来上がった作品の完成度はとても高く、毛糸の種類や色・編み方を変えることで、世界に1つしかない作品を誰でも簡単に作ることができます。
何を作るか家族と相談したり、仕上げを手伝ってもらったり、出来上がった作品をプレゼントしたり、バザーに出品するなどして、健常者との多くの関わりも生まれてきます。
辛いリハビリから楽しいリハビリへ、そして生きがいとして、編み物を趣味として人生を楽しんでいる方がたくさんいらっしゃいます。




